目次
Ref.116520
ロレックスの中でも、ステータス性・資産性が群を抜いているデイトナを買取させていただきました
2000年に登場したRef.116520は、完全自社開発のキャリバー4130を搭載した唯一のクロノグラフモデルになります
それまでのデイトナには、ゼニス社の傑作品「エル・プリメロ」を改良したものが搭載されています
「エル・プリメロ」は10振動であるが故に高精度を出すことができますが、デメリットとして振動数が多いことで摩擦が増えるため耐久性の低下が懸念されました
そこで振動数を8に抑えることで、耐久面への影響をクリアする事ができました
Ref.116520は2016年まで16年に渡って製造・販売されましたので様々な仕様のものがあり、その特徴によって査定価格は変わります
ルーレット
2006年に文字盤の外周から立ち上がった部分に、ルーレットと呼ばれる刻印が入れられました
一周に「ROLEX]の文字と、6時位置に「シリアルナンバー」が刻印されましたので、フラッシュフィットを外す事無くナンバーを確かめることが可能になりました
クラスプ
クラスプの改良は数回行われ、形状や仕上げの仕方などが変更されました
旧型
こちらが旧型のバックルになります
逆側にポッチがついていますので、穴にはめ込むタイプになります
その後に変更されたのがコチラ
2015年には、バックルの内側がこのように梨地から鏡面仕上げに変更されました
また、前モデルである16520と比べると機能的にも手が加えられ、特別な工具を使わずに容易にベルト調整ができる「イージーリンク」が搭載される事で、約5ミリの調整が可能になっています
この画期的なシステムは、ロレックスが特許を取得しています
防水
リューズには3重密閉構造を示す3つのポッチが確認できます
リューズ側に1個・チューブ側に2個のパッキンが取り付けられることで、防水性能は100mとなっています
文字盤の表記
「公式に認められた高精度クロノメーター」を示し、ケーシング後の日差は±2秒になっています
その上で、世界中に大量の時計を供給する訳ですから、職人の育成と組み立てやすい設計が重要になります
次に、コスモグラフの由来はどうでしょう?
コスモ=宇宙
当時NASAが宇宙開発を初めていますので、これにクロノグラフを掛け合わせ「コスモグラフ」となったという説があり、ロレックスの造語になっています
カーレース
ベゼルにはタキメーターが装備されていますので、車の平均速度を測定することが可能になっています
測定方法は、スタートと同時にクロノグラフを始動し、1Kmの地点に到達した時点でストップします
この時にクロノグラフ針が指すタキメーターの数字を読み取れば、平均時速を割りだす事が可能で、現在のような技術がない時代では画期的だったといえます
仕様
メーカー | ロレックス |
モデル | デイトナ |
リファレンス | 116520 |
文字盤 | ブラック |
ケースサイズ | 40ミリ |
素材 | ステンレススチール |
防水 | 100m |
ムーブメント | キャリバー4130 |
振動数 | 28,800 |
パワーリザーブ | 72時間 |
機能 | クロノグラフ |
参考価格 |
DAYTONA
1959年にストックカーレースのサーキットである、「デイトナ・インターナショナル・スピードウェイ」が完成し、計測器の協力をした事からデイトナは1963年に登場しています
今では歴代デイトナがかつてない高騰を記録し続けていますので、高価買取はもちろん高額融資ができるアイテムになっていますので、気になられた方はお気軽にお問い合わせ下さい
その際には、保証書・コマ・箱などの付属品は非常に重要ですので、ご一緒にお持ち下さい