世界初のダイバーウォッチとして発売されました、サブマリーナーのRef.16610を買取させていただきましたので仕様などをご紹介をさせていただきます

目次

Ref.16610

ロレックスの名を世の中に広く知らしめたサブマリーナー

当初はデイト表示がありませんでしたが、1960年代半ばごろに登場したRef.1680がデイト表示機能を装備すると、その後は全てのモデルに搭載されることに

1680→16800→168000→16610の順番ですから、デイト付きの4代目にあたります

1980年代半ばに製造された3代目にあたるRef.168000は、6桁のリファレンスナンバーが振られていて、通称「トリプルゼロ」と呼ばれています

1985年にロレックスは、全てのステンレススチールのモデルのケースに堅牢な素材である904Lスチールを使用していると発表していることから、素材の変更によるリファンレンスナンバーの変更という事が思い当ります

それでは、Ref.16610の仕様を見ていきます

 

防水性能

サブマリーナーの初期モデルは防水性能が100mでした

その後、改良が加えられ200m→300mへと進化して以降、6桁のデイト付きであるRef.116610LNも同じ防水性能表記がなされています

 

防水性能に関しては、ヘリウムガス・エスケープバルブを持つシードゥエラーに特化していくのかも知れません

 

浸入を防ぐリューズと裏蓋

3つのポッチは三重密閉構造であることを示します

Ref.16610のスクリュー式リューズには、リューズ側に1個・チューブ側に2個のパッキンが埋め込まれ三重密閉構造になり、強力な防水性能を誇っています

裏蓋も同様にスクリュー式となっていて、水圧がかかるとより強固に裏蓋を締め付ける作用もあります

 

1985年

この年に904Lスチールが採用され始めたというのが公式の発表です

鍛造で作られることで密閉性・強度が増し、耐蝕性に優れたこの金属の採用は画期的と言えるでしょう

ベゼルは逆回転防止がついているため、左にしか回らない仕様になっています

右に回ってしまうと潜水時間を計る際に、実際の時間よりも短く表示されるため生命の危機にさらされてしまうためです

 

公式認定

ロレックスのほとんどのモデルが取得している、スイス公認クロノメーター検査協会のクロノメーター認定ですが、当初は他メーカーと差別化を図るために公式に認定されていることを強調するためといわれています

ではクロノメーター認定を受けるには、どのような基準をクリアする必要があるでしょう

まず、5つの姿勢差と3つの温度差で15日もの間、測定されます

 

さらに日差は-4秒~+6秒の間に収めなければなりません

さらに現在の情報によると、年間に80万本の販売記録があることから一日に組立られる時計は2,000本以上に上ります

これだけの本数が出荷できるのは職人の数も影響しますが、一番の部分を占めるのが設計によるものと思われます

緻密に計算された設計で組み立てやすく、且つ精度を出すムーブメントを作りだしているのでしょう

 

仕様

メーカー ロレックス
モデル サブマリーナー
リファレンス 16610
文字盤 ブラック
ケースサイズ 40ミリ
素材 ステンレススチール
防水 300m
ムーブメント キャリバー 3135
振動数 28,800
パワーリザーブ 48時間
機能 逆回転防止ベゼル
参考価格

 

 

ノンデイト

ロレックス 14060 正面 横

サブマリーナーは、こちらのノンデイト仕様Ref.14060も併せて発売されました

初代サブマリーナーには、もともとデイト表示がついていないため、その点からこちらのモデルを選ばれた方もおられるのと、当時の販売価格に10万円ほどの開きがあったため買いやすかった面もありました

デイトがありませんのでDATEの表記がない他、クロノメーターの表記もなくノンクロノメーター仕様になっています

 

またRef.14060Mというリファレンスナンバーの物と比較してみると

Ref.14060 キャリバー3000

Ref.14060M キャリバー3130

このように搭載されるムーブメントが違うだけで、外見上の変化はほとんどありませんが、14060Mは2000年以降のため6時位置に王冠透かしが見られるのが特徴です

そして2007年以降のノンデイトは、文字盤外周部分のインナーリングにルーレット刻印が入りクロノメーター認定を受けたため、これによりノンクロノメーターのモデルは姿を消しています

 

2012年になるとモデルチェンジが行われ、新型のRef.114060に移行しノンデイトの5桁モデルは生産を終えることになりました

このように遡ってみてみるとロレックスの歴史が分かり、どのような意味があるか知るのも面白いものですね

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