ロレックスの文字盤の中でも、非常に流通量の少ない「メテオライト(隕石)」を使用した、レディースのデイトジャストRef.179171Gを買取させていただきました
天然の鉱物ですのでこの世に二つとしてない模様や、10ポイントダイヤに加え904Lスチールと少量のプラチナが混ぜられたピンクゴールドの「ロレゾール」が目を引く一本
目次
三大発明
デイトジャストは1945年に登場して以来、様々なブラッシュアップを行いながら進化を続けるロングセラーモデルであり、ロレックスの三大発明であるオイスター・パーペチュアル・デイトジャスト機構が搭載されています
防水・防塵のオイスターケースに、このパーペチュアル(全回転機構)は安全性・利便性を飛躍的に向上させることに成功
当時の主流である手巻き式は、毎日のようにリューズを開放し巻き上げなければならないため、閉め忘れによる水没や面倒な作業が必要でしたが、自動巻きの登場によりそのリスクは激減したといえます
これにカレンダーが12時に瞬時に切り替わるデイトジャストが加わることで、巻き上げが確保されている場合は何の操作も必要なく正確な時間を読みとることができるのです
品質にこだわるロレックスは構成される素材にも早くから注目し、特殊なステンレスである「904L」を1985年からすべてのスチール製モデルに採用し、この超合金はハイテク産業や宇宙工学の場で使われる非常に信頼度の高い素材になります
これ程の合金なら様々な分野で採用されるべきですが、その製造には多額のコストがかかるため導入が難しいですが、ロレックスはその製造を自社工場で全て行っています
すなわち、数十万~数百万円の値がつくロレックスは価値の高い素材を用いているため、メンテナンスを施すと長きに渡り使うことができ、代々受けつぐ事ができる時計と言えます
ムーブメントはキャリバー2235を搭載し、スイス公認クロノメーター検査協会(COSC)の認定を受けると共に、さらなる自社規定を設けケーシング後の精度は日差-2秒~+2秒の範囲で送り出されています
ここまでの精度を追及するのは、認定自体が自由に設定できた時代に他社との差別化を図るためであり、「SUPERLATIV CHRONOMETER OFFICIALLY CERTIFIED」(公式に認定された高精度クロノメーター)の記載はその象徴と言えるでしょう
外装
バックルはジュビリー仕様のため全体に一体感が出ています
裏蓋とリューズはもちろんスクリュー式になっていて、100mの防水性能を確保しています
仕様
メーカー | ロレックス |
モデル | デイトジャスト |
リファレンス | 179171G |
文字盤 | メテオライト |
ケースサイズ | 26ミリ |
素材 | ステンレススチール×ピンクゴールド |
防水 | 100m |
ムーブメント | キャリバー 2235 |
振動数 | 28,800 |
パワーリザーブ | 48時間 |
機能 | デイトジャスト など |
参考価格 |
買取価格の変動
このようにメテオライトなどの装飾が珍しいものや、ダイヤモンドを使っている場合は買取価格もそれに応じて高くなり、購入時の状態に近いかが重要になります
購入された時に付属する保証書はかなり重要なものになり、数万円単位で査定額が変動します
また、ゴールドを使っているモデルは、調整したバンドのコマ1つが高額ですので、箱などと併せてお持ちになって下さい
ロレックスの買取価格は、お店によってかなり開きがありますので、慎重なお店選びが必要です
- 査定経験が豊富かどうか
- 広告代・賃料などが過度にかかっていないか
これら二つは最低限ご確認しいただく方が、高く売却できる可能性は高まります