今回はロレックス デイトジャスト Ref.116234Gを買取させていただきましたので、モデルの詳細や歴史などについてご紹介いたします
目次
有名な三大発明
ロレックスをお持ちならご存知の方も多いと思いますが、このデイトジャストにはロレックスが高い技術力で開発した「三大発明」が用いられています
デイトジャスト
午前0時になると日付が瞬時に切り替わり、2.5倍に拡大するサイクロップレンズから正確な日付を知ることができる機能
オイスター
1926年に発明され牡蠣のように固く閉ざすという意味で、ケースは金属の塊をくり抜いて作られ、リューズと裏蓋はスクリュー式にすることで防水・防塵仕様になりムーブメントを守っています
パーペチュアル
1945年に誕生したデイトジャストにおいて、革新的な機能である自動巻き機構を意味するもので、「全回転機構」に「永久」を意味するパーペチュアルが名づけられました
手巻き式の時計は毎日のようにリューズを開放し日時を合わせる必要があるため、閉め忘れによる水害や、操作する手間がありますがこれを省いてくれるものになります
使用することで360°回転式ローターが廻りゼンマイが巻き上げられ動作するので、常に正確な時刻を知れる機構
素材や仕様
オイスターケースに使われるステンレス・スチールは、一般的な時計に使われるものではなく、耐久性・耐蝕性に非常に強い「904Lスチール」と呼ばれるものでできています
ハイテク産業や宇宙工学の場でも使われる信頼度の高いもので、磨きあげることでより美しく輝く素材ですが、製造には莫大な費用がかかることが難点
しかしロレックスは、1985年からすべてのステンレス素材でできたモデルに採用していることから、数十年の時を経た今でも、磨かれることで当時の輝きを取り戻すのです
このRef.116234Gは「ロレゾール」と呼ばれるコンビタイプになっていて、フル―テッドベゼルは750ホワイトゴールドでできています
トゥインロック
ねじ込み式のリューズには、チューブの内側とリューズの内側の二か所に密閉構造が設けられ、100m防水を実現
ダイヤインデックス
インデックスには、八角形の18ct製の台座にはダイヤモンドが埋め込まれた、豪華なモデルですがこの形やダイヤの有無により買取価格は変動します
台座の形においては、旧型は四角形に対し新型は画像のような八角形になっていますので、こちらの方が買取価格は高くなります
この美しく正確なインデックスを装飾するために、職人の手で一つ一つ上質なダイヤモンドが取り付けられています
文字盤は彫りコンピューター文字盤と呼ばれ、彫りコンなどと略されるものですが、本来の名は「ジュビリー文字盤」が正解
クラスプはコンシールドタイプと呼ばれ、クラスプが見えにくい仕様のため、よりブレスレットと一体感のある形になっています
仕様一覧
メーカー | ロレックス |
モデル | デイトジャスト |
リファレンス | 116234G |
文字盤 | ジュビリー×ダイヤ |
ケースサイズ | 36ミリ |
素材 | ステンレススチール×ホワイトゴールド |
防水 | 100m |
ムーブメント | キャリバー3135 |
振動数 | 28,800 |
パワーリザーブ | 48時間 |
機能 | デイトジャスト |
参考価格 |
高精度の証
ロレックスのほとんどのモデルで確認できる「SUPERLATIV CHRONOMETER OFFICIALLY CERTIFIED」(高精度クロノメーター)は表記されていませんが、スイス公認クロノメーター検査協会(COSC)の認定は受けています
さらに、ケーシング(組立・取り付け作業)後に日差-2秒から+2秒まで精度を上げているのは、時計としての正確な時間を伝える精神が受け継がれているのではないでしょうか
(クロノメーター認定は日差-4秒から+6秒)
また、ハック機能により正確な秒単位での時刻調整が可能
ムーブメントの心臓部になるテンプは「ブルーパラクロム・ヒゲゼンマイ」が使われることで、高い耐磁性と耐衝撃性を併せ持っています
付属品が大事
購入時に付属するものすべてに価値があるため、買取の際は一緒にお持ちいただく事をお勧めします
特に、※保証書・ベルト調整して外したコマは、数万円の差額がでますのでお探しいただく価値は十分あります
※期限切れでも問題ありません
買取額の上昇
ロレックスの需要や供給は今では国内のみならず海外へ向けられており、今までにない相場が形成されていることでよりお客様に還元できますので、昔に買われたものであれば購入額より高く売れる場合も多々あります
- 受け継ごうと思ったが使う人がいない
- 維持費が大変で手放したい
- 急にお金が必要になった など
お使いになっていないロレックスがありましたら、次の方へお譲りするのはいかがですか?